対人の習慣

vol.39

メンタルケア
対人の習慣

人は環境によって影響を受けます

環境とは自然環境だけでなく
社会環境もそれに該当します

つまりは自分を取り巻く人間関係

自分が一番付き合いのある人5人を挙げて
その人の年収の平均が自分の年収
そのような話を耳にしたことはないでしょうか?

必ずしもすべてが当てはまるというわけではありませんが
その背景には習慣というキーワードがあります

今までに思考、言葉、行動と
習慣が健康に及ぼす影響を
かいつまんで話してきました

この対人の習慣とは
それらを持つ人が作り出す
環境が人に与える影響のことです

多くのひとは
大多数の環境の影響を受けていきます
例えば合唱で同じパートの人とうたうと
その音につられて合わせやすくなるような感じです

これを居心地の良さというひともいます

コンフォートゾーンという言葉があります
これは居心地の良さのことですが
環境に慣れてしまうと、環境に適応しようとしなくなります

つまりはその環境のなかでいるには適しているが
それ以外の変化も起こしにくいとも言えます

自らの成長のために
あえてこのコンフォートゾーンから外れようとする人もいます

初めはとても以後事が悪く感じますが
それはその環境に適応しようと
思考錯誤しているからです

いつの間にか当たり前になった環境は
いつしか慢性化していることに気が付かないものです

日本に住んでいると
日本の当たり前が
いつの間にか常識になっているのと同じように

病気でいる期間が長いほど
変化させようとするときに
居心地の良い状態へ戻ろうとする力も働きます

これは病気であっても
そうでなくても習慣を変えようとするときには
その反対の力が働きます
だからこそ習慣は意識して変えていくものなのです

今までの習慣から脱した時に
自分では気が付かないような変化でも
今までいつも一緒にいた人から見たら
大きく変わっていると言われることが多いです

次回は
『健康の習慣』
についてお話していきます

お楽しみに!!

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