アトピーの基礎知識
「肌を守るビタミンの役割」
食事で摂った栄養素は
私たちの体を作ります。
細胞を構成する「材料」だけでなく
体を「守り」「修復」する
「機能」面も持ち合わせています。
例えばビタミンは、多くの種類があります。
その種類に応じて「役割」があるのです。
そんなビタミンの1つである
ビタミンB2についてお伝えしていきます。
ビタミンというと野菜に多く含まれているイメージですが
ビタミンB2はレバーやうなぎ、卵や納豆などに多く含まれています。
体は生きていく上で
エネルギーを消耗します。
そのエネルギーを作るために
摂取した栄養素と
酸素を使ってエネルギーを生み出します。
その過程で2%ほどの
活性酸素が発生します。
この活性酸素は
細胞のDNAを傷つけ
各細胞を酸化させていきます。
この酸化の反応は、ミクロの世界で見ると
細胞から電子が奪われていく反応です。
活性酸素には、いくつか種類があります。
それぞれに強さがあります
脂肪が酸化されたものを
過酸化脂質といいます。
血管の壁に付着する余剰脂質である
過酸化脂質(LDLコレステロール)
ビタミンB2は、
この過酸化脂質を還元する
グルタチオン還元酵素の補酵素です。
またビタミンB2が不足すると
口内炎はニキビや吹き出物などの肌があれることから
「美容ビタミン」とも呼ばれています
口内炎にはビタミンB2と言われる所以は
ここにあります。
ただその働きは
口の中の粘膜だけでなく
肌全体に及ぶのです。
いかがでしたでしょうか?
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