アトピーを糖質制限でよくするやり方と適応

この記事を見ることで、糖質制限でご自身のアトピー症状をよくすることができるかどうかが確認することができます。そのために、この記事では、アトピーを糖質制限でよくできる人はどんな人なのかを知ることができます。また、アトピーを糖質制限でよくする方法について述べていきます。

 

<砂糖>

 

糖質制限が体に及ぼす影響

糖質制限とは?

 

糖質制限をすることで、体の代謝経路を一時的に変化することができます。体は、3つの栄養素を使用してエネルギーを産生します。3つの栄養素とは、糖質、脂質、タンパク質の3つのことであり、この影響そをもとにをATPを作ります。この作業は解糖系、クエン酸回路、電子伝達系という経路で行われます。この時に、3つの栄養素をエネルギーに作り変える際、ビタミンやミネラルなどの栄養素を使い、加工していきます。エネルギーの材料と、それを加工する道具があって初めてエネルギーが作られます。

 

<脳>

 

糖質制限とは、このエネルギーを作る過程を糖質ではなく、脂質やタンパク質に比重を置くこと食事法のことを呼びます。

糖質は、素早くエネルギー生み出します。また、脳へのエネルギー供給源としても働きます。糖質を制限することで、脳へのエネルギー供給が途絶えるかと言うと、そのようなことは起こりません。糖質の代わりに、脂質やタンパク質をメインのエネルギー代謝に切り替えることで、「ケトン体」と言う産生物ができます。このケトン体をエネルギー源と置き換えて体の代謝を回すようになります。糖質の代謝からケトン体代謝に置き換わることで、体では、様々な変化が起こります。

 

ケトン体代謝で起こることとは?

 

 

 

では、なぜ、このように糖質を制限する食事法と取り入れるのでしょうか?その理由は、血糖値や自律神経などへの影響が関連してくるのです。

 

<血液検査>

 

 

 

糖質制限のメリット

 

血糖値の乱高下をコントロールできる

 

炭水化物をメインに食事をしていると、血糖値の乱高下が起こりやすいです。例えば食後に眠気がくるのも血糖値の乱高下による症状の1つです。このような現象が起こるのには理由があります。血糖値をあげるホルモンはコルチゾール、グルカゴン、成長ホルモンなど複数あります。それに対して血糖値を下げるホルモンはインスリン1つのみです。ですので、食後の高血糖が続くことで、インスリンの分泌負担が大きくなります。

 

自律神経を安定させルことができる

 

血糖値が高い状態は、交換新規絵が優位な状態です。つまり、緊張状態が続くことで、糖の需要が増えます。緊張すると甘いものが欲しくなるのは、このような理由です。エネルギー不足になると、ストレスを感じてイライラしやすくなります。脳へのエネルギー供給が不足することで起こる症状の1つです。糖質を摂取することで、一過性に安心感をあられますが、急激にあげた血糖値は、短時間で急降下するので、焦燥感は再度現れます。このような不安定な状態が続くことで、自律神経が乱れてしまいます。

 

糖質過剰によるカビの増殖を抑えることができる

 

糖質を求めるのは、緊張しているだけではありません。体の中に共生している真菌と言うカビの一種が求めている時に、糖質を欲しくなることがあります。代表的なのが「カンジダ菌」と言うカビの菌です。この菌は、糖を元にエネルギー源とするので、カンジダ菌が多い人ほど、糖質を求めやすくなります。糖をとればとるだけ、カンジダ菌が元気になり、腸内に多くはびこり炎症を起こしてしまいます。炎症が強くなり、広がると体は緊張しやすくなり、糖を欲するようになります。このような悪循環が起こってしまいます。

 

 

糖質制限で注意すべきこと

 

糖質制限で注意すべき点は、糖質制限の適応かどうかです。

 

妊産婦

高度な副腎疲労

消耗性疾患

高度な炎症性疾患

 

【糖質制限の適応外】

  • 診断基準を満たす膵炎がある方

  • 肝硬変がある方

  • 長鎖脂肪酸代謝異常症の方

http://www.toushitsuseigen.or.jp/howtostartより引用

 

 

糖質を制限することで、一時的に飢餓状態に近くなります。栄養素の需要が多い妊産婦などには適しません。また、消耗性疾患に罹患している場合も、症状や状態によっては不適応となります。例えば、高度な副腎疲労に罹患している場合は、エネルギー不足の栄養不足なので、不適応です。

 

アトピー症状の特徴

 

アトピーは、アレルギー症状によって皮膚に痒みや湿疹を主体とする炎症性の疾患です。治療の原則は、慢性炎症を抑え、腸内環境を整え、不要なものを排除することです。

 

 

 

アトピー症状で糖質制限が有効な場合

 

ステイロイドで炎症をコントロールできている

腸内の炎症がない

ビタミンやミネラルなどの栄養素の補給が可能

 

 

アトピーで糖質制限をしてはならない場合とは

アトピー治療でも、糖質制限を進める記事を見かけることがあります。しかし、アトピーでも、症状や程度の違いによって、適応と不適応があります。上記の不適応の項目に該当する場合は、症状の悪化を招くため、推奨されません。

 

この記事のまとめ

 

さて、いかがでしてでしょうか?

 

糖質制限を行うことで、体の代謝経路が変化して、血糖値をコントロールでき、体の自律神経やメンタルを安定させることができます。また、アトピー性皮膚炎でも、普段の食材そのものが変化することで、エネルギー代謝だけでなく、肌質の変化を実感できる変化も起こります。自分にとって糖質制限をしても良い状態なのかを確認してから行うことが大切です。良いものであっても、適応・不適応を見誤ると、返って体の状態を悪化させてしまいます。適応の場合は、是非とも期間を設けて、体の変化を観察しながら取り組まれてみてくださいませ。食事の仕方1つでも体に与える変化が大きいことに気づけます。

 

 

参考文献

(一社)日本糖質制限医療推進協会 

http://www.toushitsuseigen.or.jp/howtostart

 

人類最強の「糖質制限」論ケトン体を味方にして痩せる、健康になる 江部康二 著

矛盾だらけの「糖質制限」論 糖質制限は危険! 石原結實 著

漫画 ケトン体入門 著 おちゃずけ 監修 宗田哲男

 

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