化粧品成分フラーレン、セラミド、リポソームの実態

化粧品選びに欠かせない?代表的な成分の知識!

肌はとってもデリケートなもので、普段のスキンケアや私生活によって、肌の状態が全く変わります
また、肌に合ったケアをしないと、シミやしわなどが目立ち老いて行ってしまう一方になります。

 

そこでドラックストアやCMなどでよく耳にするのが、「注目の成分」「話題の成分」などといった気になるワード。

そのワードを聞いて、魅力的成分が入ったな中身に期待し、つい化粧品を買ってしまう人も多いのではないでしょうか?

 

 

話題だから、注目されているから、といってもどんな成分で、自分が求めているものなのか気になりますよね?

そこで今回は、きちんと自分の肌状態に合ったスキンケアができるように代表的な3つの成分について紹介させていただきます。

 

肌のお掃除と回復に最適【フラーレン】

フラーレンとは、強力な「抗酸化作用」で注目されている美容成分です。
その作用はなんとビタミンCの172倍ほど!

 

肌は酸化することにより、肌トラブルの原因になるので、それを抑えることによって
しわ・たるみの防止やシワ・そばかすの予防や改善につながります。

また肌を外部の刺激から守り潤いをキープする役割を回復させる働きもあるので、
肌の潤いが維持できるようになり、肌を守る機能も高まるため、乾燥や肌荒れ、毛穴の黒ずみ、ニキビといった肌トラブルの防止にも繋がります。

 

 

さらに紫外線が強くなる時期は、他の抗酸化成分が壊れやすいとされていますが、
フラーレンは壊れずに安定し田状態が続くので、持続力と安定性は特に魅力的といえます。

フラーレンは配合量が多いほど効果が期待できる成分です。

 

全体の配合量が1%以上であるものには特別なマークがつけられています。
3種類ほどあるので、購入するときに確認してみましょう。

 

様々な種類がある保湿力【セラミド】

セラミドは皮膚の保湿、柔軟性を維持する働きがあるとされ、

水に溶けない成分のため、肌の表面でバリア機能の働きをして肌を外部から守る重要な成分です。
元々、人の皮膚中に含まれている角質層内部の脂質成分でもあります。

しかし、乾燥するとセラミドが不足してしまい、バリア機能が弱ってしまいます。

そのため、化粧品で補ってあげる必要があります。

 

 

化粧品に含まれるセラミドは動物由来のもの、植物由来のもの、化学的に合成されたものなど様々な種類があり

1種類だけでなく数種類のセラミドが配合された化粧品の方がより効果を発揮します。

肌が粉がふいてしまったり、カサカサしたりするのが気になる人は、
どんなセラミドがどれくらい入っているか確認をし、できたら美容部員さんに相談すると、
自分に合った保湿成分を得ることが期待できます。

 

有効成分を肌の奥まで浸透させるカプセル【リポソーム】

リポソームは、たまねぎのような構造をした美容成分を運ぶのに優れた多重層カプセル
肌の深部へ影響を与える保湿を強力サポートする構造のものになります。

 

 

元々は医薬品として使われていたものですが、化粧品に応用したもので、
界面活性剤を用いてカプセル粒子(リポソーム)を作り、皮膚の角層に浸透しやすくしています。
(界面活性剤とは:2つの性質の異なる物質の境界面に働いて、界面(表面)の性質を変える物質のこと)

 

リポソームの中に何の成分を入れるのかによって期待できる効果も変わってきます。
慢性的に乾燥している人は保湿成分を、ニキビ肌の人は皮脂コントロールできるものなど、
“リポソームというカプセルの中にどんな成分を入れた化粧品なのか”に注目して選ぶといいでしょう。

また、リポソームは、一般的な化粧品よりも角質層の深部への浸透が期待できるので、肌の根本に影響を与えてくれることも期待できます!

 

 

いかがだったでしょうか?化粧品でもよく耳にするキーワードについてご紹介しましたが、化粧品は次々と新しい成分や技術が進出してきます。
色々と試してみたくなると思いますが、自分にあった成分選びを考えて使用しましょう。

自分はいまなにが必要なのか考え、自分のニーズに合った化粧品で、美肌を作っていきましょう!

 

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