こんにちは。
アトピー改善ナビゲーター
英気治療院の阿部です。
この回では「すっぴん美人になるスキンケア」について7回に渡って私の考えをお伝えいしていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
肌の仕組みを知る
ただなんとなくのスキンケアですと、本当に体がよくなっているのかが分かりません。
その変化を知る目には、肌の仕組みを理解すると明確になります。
例えば、肌の生まれ変わりのサイクルなども重要な情報です。
また、スキンケアでしていることと、体で起こる変化なども理解しておくとスキンケアでの影響がわかります。
今回はそのようなお話をさせていただきます。
体の本来の機能を高めることが適切なケア
スキンケアの目的は「肌の持つ本来の機能を促す環境づくり)とも言えます。
それでは、肌の持つ機能とはどのようなものがあるのでしょうか。
代表的なものはバリア機能です。
これは皮脂や汗によって肌が守られているものを示しています。
皮脂の役割は
・肌の保湿
・常在菌の餌
・悪玉菌を除外する
など有益は働きがあります。
乾燥肌や肌荒れは、この張り合機能の破たんでも起こります。
他にも肌はターンオーバーと言って一定のサイクルで生まれ変わっています。
そのサイクルにも細かい分類があります。
ターンオーバーという生まれ変わるサイクル
肌は表皮、真皮、皮下組織と3つの層に分かれています。
一般的に「肌」といえば表皮のことを指します。
この表皮も4つの層に若江うことが出来ます。
・角層
・顆粒層
・有棘層
・基底層
この層は基底層から肌の細胞が生まれて、14日の時間をかけて姿かたちを変えていきます。それぞれの層には機能や細胞の働きが異なります。基本的には基底層から角層に向けて細胞は生まれ変わります。そして細胞の核が抜け角層(垢)となってはがれていきます。この工程をターンオーバーといいます。
基底層から各層までは14日
角層が剥がれおちる荷には14日
合計で28日かけて生まれ変わっています
この期間は年齢や代謝によって変動していきます。
このような仕組みを知っておくと、スキンケアの変化がどのくらいの期間をかけて出てくるのかがわかります。
大切なのは、目に見えている肌は、最後に変わるということです。
肌は一番最後に変わるもの
体の細胞は中から外へ向かって移動します。
肌はその最たるものです。
その肌は血液から運ばれた栄養素をもとに作られます。
ですので、内臓や血流の影響も受けます。
このような背景から、内臓がボロボロで肌がきれいというのはあまり考えられにくいものになります。
キレイな素肌は内臓から。
ぜひ、外側のスキンケアだけでなく、体の中のケアも並行して行ってみてくださいませ。
次回は、体の中の変化の読み取り方についてです。
楽しみにしていてくださいませ