食べたもので体が作られている。
当たり前のようでいて、じつは深い意味があります。
意識していないようでも体はいろんなことをしています。
食べたものが体へ良くも悪くも作用しています。
怪我や病気になった時は毎日の積み重ねが多いです。
食事もその要素の一つです。
カルシウムは体の浄化剤
食べたもので体は作られています
人は生きるためにエネルギーを摂取します。
しかし、食べるものの必要性は
エネルギー摂取以外にもいろんな意味があるのです。
体を動かすためには
酸素を摂取してエネルギーを生み出します。
この流れは、火が燃える過程に似ています。
物質が酸素と結びつく化学変化を
「酸化」といいます。
酸化の際に熱と光を放出することを
燃焼と呼びます
体は酸化することで
エネルギーを作ります。
酸化が起きると
活性酸素という物質も
体の中にはできていきます。
この活性酸素は
細胞を傷つけ体を酸性へ傾けてしまいます。
体内では過剰な酸化を防ぐ物質があり
この酸化を防ぐ物質を
SDO(スーパー・オキシド・ディスムターゼ)といいます。
他にも体液が酸性に傾くストレスを軽減するために、
カルシウムイオンが働き弱アルカリ性に保っています。
ですので、体にとっては
カルシウムが必要になってきます。
カルシウムは体液を弱アルカリ性に保つ
浄化剤の役割も担っています。
カルシウムが不足すると
骨や歯を溶かして
補おうとします。
骨粗しょう症は
このような酸性ストレスも原因になっています。
体の細胞を作る「代謝」も
エネルギーを必要とし
酸化反応が起きます。
代謝の活発なところは
「炎症」が起きています。
当然、他の組織以上に酸化ストレスが強くなります。
体のいたるところで
炎症が起きやすいアトピーの方にも
カルシウムは必要になります。
炎症が強いとSODなどのように
自分自身の体にあるものでは賄いきれないので
栄養で摂取して補う必要があります。
酸化を抑える働きを「抗酸化」といいます
これは別の機会にお話しします。
カルシウムが不足すると
体の体液は酸性ストレスによって
病を引き起こしていきます。
また、食べるものによっても
酸性ストレスが引き起こされます
炎症の起きているときに食べないものを知っておくことは
治癒を遅らせないためにも必要な知識です。
食べたものの影響を受けて
体の状態もコントロールされているのです。
「食べたもので体が作られます」
この言葉の示していることは
「材料を摂取する」という
単純なことだけではないのです。
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