スキンケアの意味

スキンケアを始めたのはいつくらいでしょうか？

外見が気になり始めた時
ニキビが出来てから
化粧をし始めてから
日焼けなどのケアや予防として

きっかけは様々ですが
ほとんどの始まりは
「商品」ありきの場合が多いです

商品の取り扱い方を知り
その通りに使っている

これはスキンケアではなく
商品の取り扱い方を
自分の肌で実践しているに過ぎないのです

スキンケアとは
「肌の状態を整えるためにすること」

間違っても「商品をどのように使うか」
だけではありません

自分の肌の状態に応じて
商品を選び、商品を正しく使うのです

商品ありきではなく
「自分の肌に」がすべての基本です

スキンケアでするべきこと

それは考えることです

人間は何でもプラスに
つまり付け足そうと考えます

 

ダイエットするときでも
○○を食べれば代謝がよくなる
○○を摂れば食欲が収まる
など、足すことが主になりやすいです

スキンケアも同じ傾向にあります

乾燥しているから保湿しましょう・・・。

考えるべきは
「なぜ、乾燥しているのか」

まずはそこから考えましょう
そうしないと、いいと思ってやっているスキンケアが
返って肌を乾燥する場合もあるからです

考えて行動する、その思考の習慣が
アトピーを始めとする
病気から脱する行動につながっていくのです

スキンケアで意識すること

乾燥したからと言って
短絡的に保湿をしても
解決にならない場合があります

さらに保湿をすることによっても
返って乾燥を助長させることさえあります

体の状態を把握する
その時に「なぜ乾燥したのか？」と
疑問を持ち考える癖をつけましょう

さらにその乾燥した原因を考えた次に
「どのようにして解決しようか」と思考を練ります

「なぜ」という疑問（Ｗｈｙ）
「どのように」という解決策（Ｈｏｗ）

この２つの思考を持つことで
まわりがどんなにいいといってもその不確かな情報に
惑わされことなく選択できるようになります

これは肌のトラブルだけではなく
怪我やほかの病気でも当てはまります

考える思考の習慣が
病気やけがからの依存の脱却のカギとなっていきます

スキンケアの両面を考える

スキンケアと言ってどんなことをイメージしますか？

 

感法肌に対しての保湿
脂症に洗顔
他にも日焼け止めやパックなど様々あります

ではスキンケアをする目的と
その目的を果たす行為は一致していますか？

一瞬「？」となったかたもいるでしょう
保湿ならローションや化粧水でしょ？と思われるかもしれません

であれば、なぜ様々なメーカがいろんな商品を出しているのでしょうか？
またはそれぞれの商品によって訴えかける言葉が違うのはなぜでしょう？

ほんのちょっとしたことでも
疑問を持つことが大切です

化粧水でも５つくらい商品を比べると
それぞれの原材料や配分が異なります

それぞれが体にどのように作用するのか
それぞれがどのような効果を持っているのか知っていますか？

成分表示を見てもわからないから
メーカーの訴える言葉に惑わされるのです

正しい知識をもち
自分に合ったものを選べるようになりましょう

スキンケアを正しくできると
スキンケア商品を扱う頻度は減ってきます

それはスキンケアの目的が肌の環境を整えるだけでなく
もとの肌の状態を作ることで
自らがきれいな肌を作れるようにする働きかけだからです

スキンケアの目的はきちんとしていますか？
いつまでも商品を使い続けることも依存です

スキンケアの意味づけ

スキンケアをする意味はなんですか？

肌の状態をよくする
乾燥したから保湿する

よくある答えです

では、アトピーの方のスキンケアではどうでしょう

同じでしょうか？

状況が異なることで
対応の仕方も変わります

例えば、アトピーの方の悩みは
かゆみによる掻き壊し

つい癖で掻いてしまうというのがあります
始めはなんとなくだったのが
いつの間にかかゆくなくても掻いている

もし、あなたならどうしますか？

癖などの無意識の習慣は
習慣による上書きによって変えることが出来ます

スキンケアを掻き毟る頻度よりも
多くしましょう

乾燥していなくても
スキンケアをしましょう

常にしましょう

そうすることで
爪を立てて掻いていた手が
いつの間にか撫でさすっています

スキンケアによって
癖を直すこともできます

これは意識して行うことでできます

スキンケアを何のためにしていますか？
目的によって、癖さえも治すことが出来るのです。

スキンケアとは

スキンケアとは
肌に対する働き掛けです

つまり何かを付け足すだけでなく
肌の環境を整えるためにすることと考えます

例えば乾燥している場合には
どのような条件や状態が考えられるでしょうか？

・肌の水分が足りない
・肌の水分が蒸発している
・肌に水分を十分に送ることができない

水分の問題だけでも３つ以上あります
そもそも今だけないのか→落としすぎ
水分を保持できない→皮脂が足りない
送ることができない→循環やミネラルの問題

乾燥していると一言で言っても
経過や原因は異なります

現状だけを見るのではなく
他の部位との比較や経過を観察しましょう
そうすることで見えてくるものがあります

スキンケアの目的

乾燥するから保湿をする

一見正しいかもしれませんが
これは対処療法と同じです

なぜ乾燥したかを考えましょう。

体の中で水分が移動しにくいのか
そもそも水分量が少ないのか
肌の細胞に隙間があり、水分が蒸発しやすいのかなど

目の前の状態だけでなく
それが起きた過程を振り返りましょう

その場しのぎのスキンケアでは
スキンケア商品に依存していきます

スキンケアをすることで
肌の状態を本来のもとの状態へ近づける

ただ何となくのスキンケアでは
肌はどんどん水分不足に陥るだけです

スキンケアを学ぶということ

スキンケアは、自分の持っている肌が
本来の役割を果たせるように
環境を整えるために行うこと

肌はターンオーバーといい
体の中から肌のもとになる細胞が
常に外側へ押し出されて入れ替わっています

1年前の肌の人はいません
肌の状態が変わらないのは
肌を取り巻く環境が変わっていないから
常に同じ状態であるととらえてしまうのです

良くも悪くも体は変化していきます
人間の体は環境に適応するように変化します

細胞には寿命があります
血液の生まれ変わりは120日といわれています
それは赤血球の生まれ変わるサイクルをもとにしています

体には大きく分けると
脂溶性と水溶性に分けられます

水溶性の問題は
体液の中で血液を中心とするサイクルをもとに
考えています

脂溶性は水溶性よりも
代謝の過程を考えると
長くなります

問題がどこにあるかによって
対処の方法や期間が異なります

肌のトラブルは
腸環境などの体の内側
体液中の中側
肌などの外側によっても変わります

一言でスキンケアと言っても
体のどこに対してアプローチしているのか

目的と意図を明確にしないと
その変化は漠然としたものになります

これらの知識はほんの一部です

スキンケアを学ぶ意味は
体の変化に気が付ける事だけでなく
肌に問題が生じる前に対処できる知恵を身につけるということ

自分だけでなく
家族にも教育としてつたえていく
術を身に着けるということ

だから、ただ何となくのスキンケアでは
変化に気が付けない
説明することが出来ないなど
問題が生じるのです

スキンケアを学ぶということは
効果を理解でき用途に応じて使い分け
それを人に説明できるくらいになる

そうして初めて
本当の効果を実感できるのです

スキンケアで初めにすること

スキンケアをする前に
まずは「自分の肌の状態」を知りましょう

例えば腕の内側など
普段から紫外線の当たりにくい部位と比較すると
本来の自分の皮膚の状態と比較できます

お風呂で観察してみましょう
体に水分が触れた時に水をはじいてますか？
もし、はじいていなければ皮脂が足りないかもしれません

環境や条件を付けることで
自分の肌を取り巻く状況を知ることができます

皮脂が足りない時に保湿をしすぎると
返って皮脂が出なくなります
それは界面活性剤が肌のバリア機能を壊しているからです

脂症がひどいときに洗いすぎると
返って皮脂は多く出ることがあります
それは落としすぎているからです

何かを試すときには
自分に必要な事か
それはなぜ必要なのか
どんな変化が出るのか
これらをしっかり把握したうえで行いましょう

人の肌

スキンケアの目的は
本来の肌に戻すために環境をつくること

では本来の肌とはどんな肌かそうぞうできますか？

ターンオーバーといい２８日～年齢のサイクルで
皮膚は生まれ変わっています

表皮と呼ばれる皮膚の一番外側には
皮脂という脂の膜でおおわれており
その下には角質という層があります

これらが肌のバリア機能を担い
外界からの刺激に対して体を守り
体の内側の水分を保つように機能します

特に乾燥肌はこのバリア機能が壊れることによって
引き起こされるといわれています

その原因は脂分の落としすぎです
体を洗う時の洗い方や
洗剤などの界面活性剤によって壊されます

その後しっかりと皮脂を出して補正できればよいのですが
その補正に時間がかかったりうまくいかないと
乾燥を感じます

特に皮脂をうまく出せない方ら多いので
洗いすぎをよく注意します

保湿と言って化粧水を使う場合にも
界面活性剤を多く含む商品を使うことで
返って肌のバリア機能を壊してしまい
乾燥は余計に進むこともあります

まずは皮脂を出せるかどうか確認しましょう
皮膚断食などもその方法の１つでもあります

しかし、食事の断食と同じで
急に行うと体への負担は大きいので
注意して行いましょう

用途と要素

スキンケアは給水と同じです

のどが渇いてから
水便補給をしてからでは遅いのです

のどが渇いた時点ですでに水分は足りていません

のどの渇きはわかるけど
肌の渇きは気が付きにくいものです

乾燥によるかゆみは
乾燥することにより
皮膚の知覚神経が表層に上って
敏感になるそうです

かゆみを感じる前には
かゆみ以外の予兆があります

かゆみと一言で言っても
その原因は異なり
過程も違います

かゆみを感じる前に
かゆみ以外の症状に気が付けることで
むやみに掻き毟ることは少なくなります

スキンケアが必要なタイミング

朝起きて洗顔のついで
帰宅後に化粧落としのついでに
日焼け予防に

スキンケアは目的に応じて
使い分けますが、使用するときの時間も
関係があります

例えば年齢

人間は声明を宿してから10月10日を経て
出産されます

動物は産後からすぐに歩くことが出来ます
それは、動くことが出来ないと
他の外敵の標的になってしまうからです

しかし、人間は生まれてから
自力で動くことすらできません

それは、成長の過程で諏骸骨が大きくなりすぎて
産道を通ることが出来なくなるため生まれ出てくるとも言われています

本来あと1年くらいは羊水の中にいるべきなのです

それは発育のためでもあり
筋肉などの運動器だけでなく
皮膚などの体を保護する機関にも必要な時間なのです

つまり、生後1年くらいは
羊水と同じ環境をつくっておく必要があるのです

乳幼児のスキンケアは
乾燥やバリア機能を助けるだけでなく
そもそも、常に羊水と同じ環境をつくってあげるためです

肌の見方

肌は心の写し鏡
そんな言葉を聞いたことはありませんか？

顔が赤らむ
怒ると青くなるなど
色や表情などにまつわる日本語は多いです

私はカウンセリングをする際に
言葉以外にも感情や表情
さらには色味の変化も見ております

あえて感情を揺さぶるようなこともします
顔の赤みと感情がどの程度影響し合っているか
本人は自分の顔は見えません
しかも感情が変化している時なんてなおさら

スキンケアは外だけでなく
体の内面の環境も整えていきます

水は言葉がけ次第で
結晶の形は変化するそうです

人も７割は水分です
皮膚はその水分を含み
さらには内包しています

自分の言葉遣い
耳にする言葉
思考の伝達に使われる水分など
肌に影響する要素はたくさんあります

美人思考がキレイをつくる
そのように提唱している方もおります

スキンケアの常識は変わってきましたか？
何かを付け足すだけでなく
何かをしないという選択肢
見る視点を変えるという立ち位置の変化でも
可能性は広がってきます

体が変わるのは自分次第
そう思えていただければ幸いです

アトピーケアの基礎知識

スキンケアをする意味は
「習慣」と「環境作り」です

肌は自然と汗をかき
皮脂で潤いを保持するとともに
肌を外界から守っています

スキンケアの役割は
季節の変わり目などの外的要因や
発育段階による内的要因のため
上手くいかないときの補助です

また、無意識の癖を
意識的な習慣によって
書き換える為にも行います

目的や意味を
しっかりと持って行うことで
正しい効果を発揮できます

誤ったケアが
返って肌荒れを引き起こす
そんなことは日常的に起きてます

効果的なローションの使い方

スキンケアの目的はと尋ねると
「保湿」と答える方が多いです

では「保湿に何を使いますか？」と尋ねると
化粧水、乳液、エッセンスなど
多くを挙げます

商品は目的により使い分けます
なので商品という分類がされています

そもそも「保湿」自体も
分けることができます

保湿は
・補水
・保水
・保護

この３つに分けることができます

今回お伝えする「化粧水」は
補水です

肌に潤いを与える役割があります

ただし、使い方を間違えると
肌を傷めてしますこともあります

補水するために化粧水を使う場合には
手のひらへ十分伸ばし
肌へ蓋をするように浸みこませます

そして3分ほどじっくり吸収するまでまちます

焦ってクリームを塗ってしまうと
場合によっては混ざってしまい
肌へ吸収されません

また、間違ったケアとして
・肌をたたく
・肌をへ刷り込むようにさする
・絞るようにねじるなど

刺激を与えています

角層が潤っている状態では
肌は一過性に脆くなっています

下手に刺激を与えると
あかすりのようになります

刺激は最小限にとどめる

そのように心がけてみましょう

保湿の要クリームの使い方

化粧水とクリームの違いは
何でしょうか？

・

・

・

・

・

それは油分の違いです

商品の内容が異なるので
保湿いって一食単にするには間違いです

クリームの目的は
保水です

化粧水で水を補った後に
蓋をするのが役割です

また使い方は

手に平へ伸ばし
一方向になでるように塗ります

その際に厚く感じない
強さと速度で行ってください

もし、熱く感じてしまう場合には
摩擦が起きています

摩擦が起きると
肌へ刺激となります

どんなものを使うにせよ
低刺激を心がけましょう

オイルが必要な肌

アトピー肌の特徴として
乾燥肌や敏感肌があります

それらの対処として
オイルを塗られる方が多いです

確かに、油の膜を張ることで
乾燥や敏感肌に対する対処として
対応できる側面もあります

しかし、オイルを塗り続けることで
返って肌の状態を悪化させる場合があります

それは

不完全角化というものです

この説明については
別の回でお伝えします

オイルの役割を考えてみましょう

オイル系の役割は
「保護」です

つまり、びらんや亀裂などにより
肌が欠損した場合に
肌の代わりとして使用します

つまり、肌が再生した際には
スキンケアの仕方が変わるということです

例えばあかぎれの様な
指の関節などがパックリ割れてしまう場合
ワセリンなどを使うことで早くよくなります

肌の状況により
スキンケアは使い分ける必要があります

誤ったスキンケアが肌を壊す

私たちの肌は28日の周期を基準に
生まれ変わり、これをターンオーバーといいます

肌の細胞は、最終的には「角質」
つまりアカとなり剥がれ落ちます

剥がれるから、新しい細胞となるのですが
誤ったスキンケアがこの剥がれることを阻害します

それは2種類あります
・ローションの使い過ぎ
・オイル系の使い過ぎ

この2つは
角層を厚くします

具体的には
乾燥してパラパラと剥がれるものを
水浸しにしてまとめて固めてしまう

あるいは、油分で固めてしまい
ごわついた肌にしてしまう

このようなことが起きます

更には、不完全角化となった角層は
場合によっては分厚いまま剥がれることで
返って肌の感想を助長させることもあります

そのようなことから、オイル系など
スキンケアが常に必要になり
手放せなくなります

シリコン系のシャンプーやコンディショナーを
やめた後の髪のごわつきに似ています

シリコン系はサラサラする使用感はあるのですが
使用をやめると髪をコーティングしていたシリコンが
髪のキューティクルごと剥がれ落ちるので
ゴワつだけでなく、髪を傷めてしまいます

肌にもこれに類似する状況が起きます

スキンケアは「習慣」と「環境作り」です
決して依存するものではありません

スキンケアの基本

ここまでは「スキンケアの仕方」について
お伝えしてきました

ここで再度スキンケアの基本について
お伝えしていきます

スキンケアの目的は
「習慣」と「環境作り」です

そしてスキンケアでできるのは
「清潔」と「保湿」です

この保湿とは３つあり
・保水
・補水
・保護

この3つを合わせて保湿といいます

さらに、保湿と同じくらい大切なのが
清潔です

肌には常在菌が多くいて
ときに傷ついた場所を住処にして
悪さをすることがあります

代表的なのが
黄色ブドウ球菌による
「とびひ」です

これらを防ぐためにも
清潔にしてから保湿をする方が良いのです

汗をかいたときには
出来れば水ですすいでからの
保湿が望ましいです

時と場合に寄り切りですが
リスクを回避するためにも
知っておいてほしいことです

清潔にしてから保湿をする方が良いのです

汗をかいたときには
出来れば水ですすいでからの
保湿が望ましいです

時と場合に寄り切りですが
リスクを回避するためにも
知っておいてほしいことです

いかがでしたか？

スキンケアはキレイになるためには
手間も時間もかかり頭も使います

だからこそ、自分にとって最高の肌を手に入れることができるのです