アトピーによる赤ら顔の正体
アトピー肌は、アレルギー反応によって炎症が起きるています。その炎症反応によって血液があつまり顔は赤くなります。
顔が赤くなると、人目が気になり、ついマスクをしたり、髪や帽子をかぶったりして隠したくなってしまいます。
そんな赤ら顔の原因は、炎症以外にあることはご存知でしょうか?本日はそんな赤ら顔の正体についてお伝えしていきます。
顔が赤くなる3つの原因
顔が赤くなるときにはいくつかの条件があります。
炎症が顔を赤くする
まず1つ目は炎症によるものです。炎症とは、傷や組織を回復させるために代謝を加速させている状態です。代謝が活発なときには、細胞の材料となる血液が必要とされます。そのため炎症が起きているときには、血液が集まるので、その部分が赤くなっていきます。
さらに代謝が活発なところには熱が発生します。熱は体液を誘導する働きがあります。この熱の働きによって血液が集まっていきます。顔に炎症が起きるときには、このような影響を受けて顔が赤くなります。
自律神経の影響を受ける
2つ目は自律神経の影響によって赤くなります。
自律神経は、血管の太さをコントロールしています。手足の冷えも、この自律神経によって、血管が細くなり血液のめぐりが悪くなることで起こります。顔が赤い場合には血管が太くなり、血液が多く流れるために起こります。
血管が太くなるときは、自律神経の中で交感神経が優位に働いているときです。つまりやる気満々で興奮状態にあるときです。イライラしたり頭に血が上っているときの赤ら顔はこの自律神経の働きによるものです。
血管の変化
そして3つ目は血管そのものの変形によるものです。
血管は、炎症や自律神経の乱れが長期によっておこると、血管自体に巡る血液の量が多いために太く血管が変形していきます。
炎症が治っても、自律神経が整ってきても、血管自身の変形が残ると顔に血液が巡りやすいために顔が赤くなりやすい状態となります。
赤ら顔の見分け方
3つの原因について説明してきました。
見た目は赤ら顔だけど、その成り立ちが異なります。ですので、対処の仕方も異なります。それには今の赤ら顔が何によって起こっているのかを知る必要があります。それを見極めるポイントは体液のめぐりです。
顔に体液が集まり理由を見つけていきます。例えば姿勢を変えた時の赤みの変化をみます。このように体の状態が環境などの状況によって左右されるかで区別していきます。
炎症によるものは、状況に左右されにくい。赤みが起きているものが自分自身が引き起こしている時であれば、状況の変化に対してはわかりにくくなります。炎症によるものであれば冷やすことで一時的におさまりますので、その時に皮膚の変化をみます。血管の変形であれば血流の変化で色が変わります。お風呂上りに磯が白くなるのは血管の変形です。自律神経による場合は他の症状が合併していないかを見ていきます。
赤ら顔の原因 まとめ
いかがでしたでしょうか?赤ら顔には3つの原因があります。1つは炎症によるもの。2つ目は自律神経の影響によるもの。3つ目は血管の変形によるものです。
それぞれが体液の流れに反映されています。赤ら顔がどんな時に変化するのかによって3つのうちどれに該当するかを見きまわます。そうすることで適切な対処ができます。赤ら顔でお困りの方は、是非ともどんなことに影響されて赤くなっているのかを調べてみてください。適切な対処ができると、赤ら顔で悩むことはなくなっていきます。
いかがでしたでしょうか?
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