ターンオーバーという言葉は結構知られています。
その際にどんなことが起きているかを知っている人は少ないです。
今日はそんなターンオーバーについてです。
表皮と真皮の生理
体は数多くの細胞で構成され
それぞれが各部で固有の働きを担い
その活動に必要な機能を果たしています。
皮膚の細胞には多くの細胞が混在しています。
それぞれ細胞は生まれ変わる過程で
姿かたちを変えながら皮膚の構造や
皮膚のバリア機能に必要な働きをしています
いわゆる“あか”と言われる角質もその1つ
その角質ができるまでについてお話ししていきます
表皮の細胞には顆粒層という層があります
有棘細胞内いっぱいにケラチン繊維が増えると
ケアトヒアリン顆粒と呼ばれる タンパク質が出てきて
それを束ねます
ケアトヒアリン顆粒が溜まった細胞(顆粒細胞)は
皮膚表面に平行に扁平な層を作ります。
これが顆粒層で この上に角質層が形成されます。
角質層 顆粒細胞では、核は押されて扁平になっていますが
ケラチン繊維にがっちりと固められると
最終的には消失してしまいます。
他の細胞小器官もなくなり
死んだ細胞になるのです
死んだケラチノサイトが パイ菓子のように重なっていき
角質層になります。
やがて約2週間の後
上部から脱落していきます
基底層で生まれ角質層から去っていくのを
ターンオーバーいます。
一般的には28日と言われていますが
細かい過程をみると
平均して45日ほどともいわれる説もあります。
いかがでしたでしょうか?
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