アトピーにはこれがいい。
そういっていろんなものを試される方が多いです。
では、それが良いという根拠は何ですか?
体にとってどんな変化が出ますか?
それをいつまで使い続けますか?
これら事項があいまいだと
良くしようと思ったものに
依存してしまう可能性もあります。
プロトピック軟膏の弱点
どんなものにも得手不得手はあります。
道具を使う場合には
道具のメリット・デメリットを知ったうえで
使う側がそれを
どのように扱うかによって結果は異なります。
薬も道具と同じことが言えます。
作用と副作用を正しく理解して
用途に応じて使い分ける必要があります。
今回はプロトピック軟こうの弱点について
お伝えしていきます。
プロトピック軟膏の弱点は、
ステロイド外用剤と同じく免疫を押さえてしまうため、
ニキビやおできが出来やすいなど
感染に弱いということがあげられます。
炎症反応は免疫反応の1つです
かゆみはこの炎症によって引き起こされることもありますので
薬を使うことで一時的にはおさまります。
しかし、もろ刃の剣でもあります。
免疫を抑制するので
感染症にもかかりやすくなり
治りも悪くなります。
目の前に出ているかゆみは
何が原因であるかを知ることが大切です。
プロトピック軟膏は2000年初めに発売され、
ステロイド外用剤でなかなか治らない
顔の赤み専用のお薬といった位置付けにありましたが、
逆に顔は毛のう炎など化膿しやすい方もいるので
使用には注意をした方が良いでしょう。
使う部位や何を目的で使うのかによって
薬の役割は変わってきます。
直すことが目的なのか
それともやり過ごすことが目的なのか
現象は似ていても、本質は全然違います。
いかがでしたでしょうか?
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