言動の習慣
私たちは何をか伝える手段として
言葉を使います
言葉には「意味」があり
言葉をつなげて文章を作り
相手に意図を伝えます
言葉単体にも意味がありますが
その個々の意味を詳細に知って使っている人は
少ないでしょう
大抵は言葉を使う環境や頻度
さらには条件によって使い分けています
会話ではその微妙なニュアンスが
相手に伝わります
会話とは相手との対話ですが
実は自分自身にも言葉を言い聞かせています
言葉を発するときは声帯という器官に空気がふれて
振動することで音を出します
その振動によって出た音に言葉を作る
音声を作り出し発声しています
音は空気を伝って相手に届き
耳の中の鼓膜というところで
電子信号となって脳に伝わります
それと同時に音の振動は
骨を伝って自分の体の中にも響きます
これを骨伝導といいます
これら2つのことが
会話の中で起こっています
言葉は思考を音や振動に変換したものです
私たちの細胞には記憶があります
言葉を知らなくても
その記憶が振動を読み取り
体へ作用しています
なんとなく心地よい音楽など
意味は分からなくても
感じるものはあります
言葉を選択したり
意味を理解するのは
理性の為
しかし、体が求めているものを
選択できるかどうかは
私たちの知識によるものも大きく影響しています
出来ればきれいな言葉の中で過ごす方が
体へ良い影響があります
普段何気なく使っている言葉
その習慣を変えると
相手だけでなく自分にもいいことがあります
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
阿部英雄