生きるためにはエネルギーが必要です。
私たちは自らエネルギーを作れないので、食事から摂取した栄養素からエネルギーを作ります。
しかし、その過程で不要なものも一緒に出てきます。その１つが活性酸素と言われるものです。
体の錆びつきを「酸化する」ということは多くの人に知られてきました。
ではその原因はなんでしょうか？酸化にまつわるお話をお伝えしていきます。
活性酸素とは
活性酸素は「呼吸をしたり考え事をしたり歩く」などといった 全ての生命活動をしている時に（要するに生きているだけで） 必ず体内に発生する物質です。
これはもともと、私たちのからだで作られていて、健康を維持する上で欠かせない物質の一つなのですが、増えすぎると悪影響を及ぼします。
酸化するとからだは壊れる
物が酸素と結びつく働きを「酸化」と言います。
剥いたリンゴを放置すると茶色に変色しますしクギは時間とともにサビます。
両方とも、空気中の酸素によって酸化された結果なのです。
「活性化した酸素」というと 一見よさそうに聞こえますよね。
酸化はからだのさびつき
でも、実際は反応性が高すぎて 細胞膜を構成する脂質DNAなどを傷つけます。
つまり、からだの細胞が酸化されて、錆びてしまうのです。
ですから、過剰分の活性酸素の発生をできるだけ抑える事が健康維持や老化防止にはとても大切なことなのです。
