肌のもっと細かな構造
皮膚はバリア機能として外界との境界を成す
皮膚は汗や皮脂などで排泄する
温度などの感覚を感じる受容器
様々な機能を備えています。
では、それらを感じる受容器や
機能を果たす構造物はどこにあるのでしょうか?
本日はそんなもっと細かな構造についてです
皮膚は表皮と真皮の2層構造になっています
表皮は、角層、顆粒層、有棘層、基底層の層になっています。
基底層から細胞が外へと押し出されて姿かたちを変えて
最後は角層(垢)となって剥がれ落ちます
冒頭に出した緻密な器官は
これらの表皮から真皮にかけて分布しています
例えば汗腺は 毛細血管が汗腺と接して
濾過して汗のもとをだし
汗腺を通過する過程でさらに濾過されて
汗となって出ます
シミで有名なメラニンは
基底層から メラノサイト細胞が指令を受けて
表層へ色素を出した細胞が出ることで起こります
基本的に神経や血管など大切なものは真皮にあります
そのほか真皮と呼ばれる層には
リンパ液も流れており
この循環はむくみとも関連しています