癖の直し方

 

痒くなくてもかいてしまうそんなことはありませんか？

それは今まで痒かった時の状況や処理の仕方が習慣になっているのです。

 

それが掻き癖と呼ばれているものです

 

 

 

 

 

 

 

癖とは？

癖の定義

 

「行動」と「行為」は似て非なるものです。

その違いは意識があるかどうか。

 

意識がなくてもやってしまう行為があります。

それが「癖」です。

 

癖の始まり

意識と無意識

意識がない分、初めに意図した行為とのズレが生じます。

 

 

掻き毟ってしまう行為もその一つです。

ただ、初めは意識したものだから、その不要な癖は直せるものです。

 

 

体を動かす時に

意識して動かします

 

 

やり方を覚えて

感覚をつかんだら

無意識に動けます

 

 

これを繰り返していると

反射的に動けます

 

 

いつの間にか無意識に動いています

 

 

この段階で「癖」になります

 

 

習慣と癖の違い

 

初めは意識的に動かすこと

感覚をつかむのが次の段階

 

 

アトピーの掻き毟ってしまう癖も

同じことが起きています

 

 

「かゆみ」というストレスに対して

掻き毟るという行為によって

対処しています

 

 

徐々に、ストレスをうけると

掻き毟るという行為のみが

反射的に起こります

 

 

これが癖の始まりです。

 

 

 

癖を直すために

 

 

この癖を改善するポイントは

２つあります

 

気付きが癖を止める

 

１つは「気づく」ことです

 

無意識にしている行為は

その行為自体に

気が付いていない場合が多いです

 

 

癖になってしまったことは

しょうがないので

初めは気づくことで罪悪感が生まれることもあります

 

 

ですが、「気付けたこと」で

自分をほめてあげましょう

 

 

 

置き換えることで行動が変わる

 

２つ目は「代案」です

 

いつもかいていることに気が付けば

無意識で自動的に掻いて痛手が止まります。

 

その次には

止めたとをどうするかです

 

 

 

止めてやめる

掻いているときに気づいたら

とにかくその行為をやめることです

 

 

初めは何度も掻いてしまい

罪悪感を感じますが

気付けたことでそれ以上傷つけずに済んだととらえましょう

 

 

何事も繰り返すことで

身につくものです

 

掻いている手を止めて、別の手段を用いる

痒いときに掻いてしまうことは

誰にだってあります

 

 

しかし、その行為が繰り返されれば

皮膚は傷つき痛んでいきます

 

 

自力でできる事、他力でできる事

 

ここまでの話は、意志の強い人であれば自力で変えられる話です。

しかし、多くの場合はなかなか変えられないケースが多いです

 

勉強した方がいいのはわかってはいるけど、なかなか続かない。そんな時は塾へ行くなどして環境を整えていくものです。

 

もし、変わりたいけどもなかなか変えられない場合には一度ご相談ください。

気付きや変わる切っ掛けを作れるお手伝いができます。

 

 

 

 

阿部英雄