金属アレルギーの起こり方

金属アレルギーの起こり方

全身性と局所のかぶれ

金属アレルギーと聞くと
ピアスネックレスなどの
局所のかぶれをイメージされるかもしれません

その局所のかぶれも
金属アレルギーですが
実は金属アレルギーには種類があったのです

 

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金属アレルギーには種類があった

局所のかぶれ
としてのアレルギー

これは肌のタンパク質に
汗などによって金属が溶け出して
炎症を起こすものです

 

皮膚のケラチンというタンパク質に
結合することで起こります

 

この場合は身に付けている金属を外せば
その金属の跡に炎症が起きていることが多いので
はっきりとわかります

 

 

 

 

全身をめぐる金属

局所のかぶれとは別に
全身性の金属アレルギーというものもあります

 

 

例えばイヤリングではなくピアスや
体内金属など私たちの
体の中に接する金属の場合です

 

 

これらの金属が体内に溶けだし
血流をたどって、全身をめぐります

 

 

 

血液は汗のもとになります

 

 



そして金属は水に溶ける
イオンの性質を持っています

 

 

血液に溶けだした金属は
全身をめぐり、体から排泄させます

 

 

その際に必要以上に多く含まれている場合
排泄口を詰まらせて炎症を起こすことがあります

 

 

 

これが汗で汗腺に起こる
炎症反応です

 

 

特に末端の汗腺は中心部よりも
らせん状を描いており詰まりやすい構造になっています

 

 

 

 

詰まることで痒くなる
炎症が起きて痒くなる

 

 

これが全身性の金属アレルギーで
起きていることです

 

続く

金属アレルギー対策

 

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