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思春期ニキビと大人ニキビは違う!
20代になってから繰り返しできる「大人ニキビ」、10代の頃に使っていたケアで試してもなかなか治らない、ということありませんか?
実は、大人ニキビは10代の頃の思春期ニキビとは、原因や出来方が全く違うので、同じケアをしても効果が違ってくるのです。
若いころと同じケアをしていて、実は他の肌トラブルを引き起こしていた!なんてことにならないように
今回は大人ニキビを悪化させてしまう原因4つをご紹介したいと思います。
大人ニキビの原因をご存知ですか?
20代からできるニキビを「大人ニキビ」、ある日突然できてお化粧などに困りませんか?
大人ニキビの原因の大部分を占めるのは、生活習慣の乱れやストレスなどでホルモンバランスが崩れてしまうこと。
また、髪の毛などについた汚れが毛穴を詰まらせてしまい、その相乗効果でいきなりあらわれます。
ストレスや疲労は、自分が気付かないうちに少しずつ溜まり、爆発したかのように突然ニキビとなってあらわれます。
特に忙しい時期、睡眠時間を確保できない方は要注意。睡眠をしっかりとらないことは悪化の原因の最大のポイントです。
若いころのケアを継続しても意味がない!思春期ニキビとの違い
10代のころに目立つため「思春期ニキビ」と呼ばれるニキビ。その頃のでき方と大人になってからの出来方では原因もできる場所も違ってきます。
そのポイントを抑えると、ケアの仕方が違ってくることがよくわかります。
【原因】
思春期ニキビ:過剰な皮脂分泌。食生活では甘味料の過剰摂取、油分の多い化粧品
大人ニキビ :ストレス、睡眠不足、生活習慣の乱れ、ホルモンバランスの乱れ
【パーツ】
思春期ニキビ:Tゾーンと呼ばれる鼻からおでこに沿って目立つが、顔全体に散らばってできる。
大人ニキビ :Uゾーンと呼ばれる顎からフェイスラインにかけてに目立つ。
【特徴】
思春期ニキビ:油分が多い肌(オイリー肌)だと皮脂が溜まりやすくできやすい
大人ニキビ :治りにくく、ニキビ痕が残りやすい。オイリー肌だけでなく、乾燥肌でも古い角質が溜まりできやすい。
このように、思春期ニキビと大人ニキビでは、出来る場所も原因・特徴も大きく違いがあります。
ポイントを抑えて「大人ニキビのケア」を実行しましょう。
いますぐやめよう!ニキビを悪化させてしまう4つのケア方法
[化粧水のみのケア]
大人ニキビは乾燥肌にもできやすくなっています。古い角質が溜まり、毛穴が詰まってしまいニキビの原因に成り得るからです。
ニキビは皮脂の過剰でできるから油分を避けた方がいいのでは…?と思う方もいるでしょう。それも正解です!
しかし、大人ニキビでは油分は少なく、それ以上に「潤い・保湿」を必要としています。
洗顔の後の肌は、普段に比べて潤いが逃げやすい状態です。そのため化粧水で潤いを与えてあげることは必須ですが
化粧水だけでは、その蒸発は止められません。油分が少ない乳液やセラミドやヒアルロン酸など保湿成分が配合されている美容液を利用しましょう。
[皮脂の過剰分をしっかり落とす]
思春期ニキビは過剰な皮脂が原因なので、皮脂を落とすことを目的としたケアが主になります。
しかし、大人ニキビでそれをやってしまってはいけません!皮脂を落としすぎると、乾燥肌の原因になり、その乾燥のせいでニキビができてしまうことも。
さらに、無理に皮脂を落とそうとすることで、肌の一番表面の角質が傷つき、肌トラブルの原因にもなりかねません。
皮脂の過剰分を落とすのは、ほどほどにしましょう。
[サプリメントに頼りすぎる]
ニキビにはビタミン類が効くと言われていますが、サプリメントでビタミンを摂取しているから野菜不足でも平気だと思ってはいけません!
野菜で摂れるビタミンと、サプリメントで摂れるビタミンでは、栄養の質が大きく異なります。
質の良い栄養を摂った方が肌には断然良いですし、質の違いから栄養バランスを崩すこともあります。
肌トラブル予防のためには、サプリメントではなく毎日野菜をしっかりと食べましょう!
[薬を塗った上で乾燥させる]
思春期ニキビに塗り薬をポイントづけして早く治す方法を、10代の頃に経験した方もいるのではないでしょうか?
しかし、その方法を大人の肌でやってしまうと、肌への刺激が強すぎて、肌がかぶれる原因になりやすいと言われています。
大人ニキビは、無理矢理、乾燥させて治そうとすると、ニキビ痕になる確率も高くなると考えられています。
ニキビの上にポイントづけはしないようにしましょう。
大人ニキビを治すに一番いい方法は、生活習慣の見直しと質のいい睡眠、それと毎日のスキンケアです。
日々の疲れが影響してでることもあるので、身体を大切にすることがニキビ予防に繋がるともいえるでしょう。
みなさん、気を付けてくださいね!
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