アトピーと症状を区別する方法

こんにちは。
アトピー改善ナビゲーター
英気治療院の阿部です。

この回では「アトピーとは何か?」について7回に渡って私の考えをお伝えいしていきます。
どうぞよろしくお願いいたします

 

 

アトピーと症状を区別する

 

 

アトピー性皮膚炎の症状は、赤み、腫れ、出血、かさぶた、肥厚、硬結、色素沈着などあります。
しかし、これらの症状は、アトピー性皮膚炎以外でも生じるものです。

アトピーは持病だと思い、出ている症状のすべてがアトピーとしてしまうのは、返って危険です。
そのわけは、アレルギー症状でない場合にはステロイドなどの薬が効かないケースもあるからです。

薬も効かない湿疹などに対して、適切な処置ができないだけでなく、聞かない薬を塗り続けてしまうことになるのです。
薬は、体に対して強制的に作用するものです。

しかし、この作用する効果は、主作用と副作用のどちらもです。
つまり、副作用ですら強制的にからだに作用してしまうので、気が付いたら出ている症状が、何によって引き起こされているのかさえ分からなくなってしまうのです。

このような不安に陥らないためにも、整理整頓は大切になってきます。
今回は、その症状の区別の仕方についてご説明させていただきます。

 

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赤み、腫れ、出血、かさぶた、肥厚、硬結、色素沈着などの症状は、アトピー性皮膚炎以外でも起こります。
例えばかゆみを例にとってみます。

アトピー性皮膚炎では、アレルギー症状によって起きた炎症によってかゆみが引き起こされます。
日常の中で、かゆみは特別な感覚ではありません。

 

 

かゆみや赤みはアトピーでなくても出る

 

 

例えば、靴下を脱いだ時に感じるかゆみはいかがでしょうか?
これは、とくに炎症が起きてかゆみを感じているわけではありません。

他にも、イライラして頭に血が上った時はいかがでしょうか?
これも、炎症が起きてかゆみが出たわけではありません。

 

 

 

決めつけではなく記録すると見えてくる

このようにして、どこに感じるのかとどんな状況に感じたのか整理します。
そうすることで、かゆみという感覚にも違いがあることに気が付けます。

かゆみには「質」があります。
それは、原因の違いや感受性の違いによって異なります。

このちょっとした違いが、体をよくするために必要な情報なのです。

いかがでしたでしょうか?
整理ができれば、体が何を求めているかの意図が見えてきます。

ここまできて、初めて「何をするのか」の手段を選択するようになります。
このような手順を踏むことで、迷いなく改善できるのです。

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次回は、整理整頓の「整頓」です。
適切な手段の選び方について、具体的に説明させていただきます。
お楽しみにしていてくださいませ。

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