顎の湿疹の原因は婦人科疾患

こんにちは。
アトピー改善ナビゲーター
英気治療院の阿部です。

この回は部位別の改善方法のシリーズで「顔のアトピー症状」について7回に渡って私の考えをお伝えいしていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

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1,顎周りは骨盤のめぐりの悪さ

  1. 1-1,骨盤の動きの悪さ
  2. 1-2,骨盤内の臓器のめぐりの悪さ
  3. 1-3,骨盤の周りのめぐりの悪さ

    顎周りの肌荒れは、内臓の問題でも起こります。
    皮膚そのものと区別するために、剃刀負けや乾燥肌などのケアは必須です。

    それでも、湿疹は治りが悪い場合には、内臓の問題も考慮していきましょう。
    特に、骨盤内の内臓が影響しやすいです。

1-1,骨盤の動きの悪さ

骨盤は動く骨です。この骨盤は顎の骨と関連が不快です。骨盤は寛骨や仙骨と呼ばれる複数の骨で形成されています。この骨盤は、頭の骨と連動して体のバランスを保っています。この骨盤が硬くなることで、頭の骨の動きも悪くなります。その結果、うっ血や熱のこもりが起きて、湿疹が出ることもあるのです。

 

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1-2,骨盤内の臓器のめぐりの悪さ

骨盤の中には胃腸や子宮など様々な臓器が収まっています。骨盤の中にある臓器は、重力の影響を受けて、押しつぶされやすいです。その結果、巡りが悪くなり、冷えや足のむくみを伴うことがあります。この影響は、お腹や足だけでなく、顎周りに出ることもあります。その理由は、顔のには反応点と言って、内臓の状態が反映される鏡でもあるからです。特に、子宮をはじめとする生殖器は顎周りに反映されやすいです。

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1-3,骨盤の周りのめぐりの悪さ

骨盤周りには、神経や筋肉など多くの組織があります。これらの硬さは、内臓や骨盤を硬くします。脂肪や筋肉は体を守り動かすものです。しかし、椅子に座り続けて硬くなる、冷えて硬くなるなど、負担がかかることで、お腹の中にまで悪影響を与えてしまいます。脂肪の役割は、「保温」と「保護」です。冷えや弱さがある部分に脂肪はつきやすいです。特にお腹やお尻に脂肪が多い場合は、冷えや内臓の弱さがあります。その場合は、先ほどの内臓の負担や骨の負担がかかりやすいです。顎のニキビや湿疹を繰り返す場合は、このような冷えやむくみが根っこに潜んでいることもあるのです。

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顎の肌荒れば骨盤周りの内臓を整える

 

顔の湿疹は、各種内臓の状態を反映しています。
似ているものでいうと、足つぼのような感じです。

 

特に腸や生殖器などの問題が関与することがあります。
当院でも子宮筋腫があるために、湿疹が起きていた事例があります。

 

子宮筋腫で湿疹が出た事例

 

下腹部にこぶし大くらいの塊があった女性がおられました。
当人は単に太ったと思っていたそうです。

触診して見ると、明らかに硬くて異物感を感じました。
主訴は顔の湿疹です。

この状態から、優先すべきものは下腹部のしこりと判断して伝えました。
その後、婦人科を受診後子宮筋腫が破裂する前だったそうです。

手術で筋腫を取り除いたのち、顔の湿疹も治ったそうです。
そのようなケースもあるのです。

いかがでしたでしょうか?
顔の問題でも、原因が内臓や骨盤内にあることがあります。

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優先順位をしっかりと見極め、適切な処置ができれば、よくなっていきます。

次回の内容も楽しみにしていてくださいね。

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