こんにちは。
アトピー改善ナビゲーター
英気治療院の阿部です。
この回では悩み解決のシリーズで「汁を止めるためのスキンケア」について7回に渡って私の考えをお伝えいしていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
汁が出るには理由がある
からだから体液が出るには理由があります。
本来は、からだから不用意に水分はでるものではありません。
身体は水風船のようなものです。
肌は水風船のゴムの部分です。
一度穴が開いてしまうと、中の水分が漏れ出てしまいます。
そのような状態が続くことで、体の水分が枯渇してしまい、生命に危険が及びます。
ではなぜ、体の水分を減らしてまで、体液がでるのでしょうか?
それには、肌の状態や体液そのものの質に問題があることが多いのです。
体液はもともと血液と同じ
からだを流れるのは3つの体液です。
血液、リンパ液、髄液の3つが体を巡っています。
これらはもともとは血液です。流れる部分の違いやその性質の違いで名称が変わっています。
そんな血液は、体の外に出ると、かさぶたになり肌を保護します。
このようにして、体を流れている時と、外に出た時では役割が変わります。
汁と呼ばれる体液も、体の中を流れていたものです。
しかし、一度外に出ると、何かしらの役割を担って出てきます。
その意図がわかれば、適切な処置ができます。
漏れ出ているのか、出しているのかの違い
からだから体液が出るのは2つのパターンがあります。
・肌がもろくてもれている
・不要なものを排泄している
これらの役割の違いによって、粘度や色などが変わります。
肌を保護する場合は、ぺたぺたしたものです。
漏れ出ると、時間とともに固まります。
さらさら流れるのは、排毒のためです。
不要なものですので、とどまらないようになっています。
皮膚を保護して中のめぐりをよくすれば治る
2つの役割には、共通した対処法があります。
それは、めぐりを浴することです。
めぐりを浴することで、内臓の機能を高めて内臓や本来の排泄器で排泄できます。
また、もろい場合にもめぐりがよくなれば修復されていきます。
このようにして、応急処置を計ります。
肌がもろくなった原因や弱った内臓を修復することで、汁がでることを止めることが出来ます。
さて、いかがでしたでしょうか?
応急処置としての対処は時には必要です。
しかし、それと同時に、同じことが起こらないようにする対応も必要です。
是非とも、同時に並行してケアに取り組まれてみてくださいませ
次回はの部位別のシリーズで「汁が出るときはふくらはぎを見る」についてです。
お楽しみにしていてくださいませ