こんにちは。
アトピー改善ナビゲーター
英気治療院の阿部です。
このビデマガでは部位別の改善方法のシリーズで「手首やて指の傷の治し方」について7回に渡って私の考えをお伝えいしていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
手首やて指の傷の治し方
体に傷ができれば、最優先に直すのが正常な反応です。
なぜなら、傷があることで、体は外的に晒されて命の危険性あるからです。
出血して、傷を塞ぎます。
そのようにして、傷の修復を促し、治していきます。
傷の治癒は早くよくなるもの
傷というのは本来このようにして、早く治るようにできています。
しかし、繰り返される刺激や体の修復を阻害する要因があると、いつまでも、あるいは繰り返し傷ができ続けてしまいます。
皮ふと粘膜の違いを見る
体の中で、外側は2つあります。
・皮膚などの部分
・胃腸の粘膜などの部分
これらは空気に触れる部分です。
その部分は体の外側です。
では、同じ外がでも構造の違いがあります。
大きな違いは、皮膚と粘膜です。
粘膜は常に潤っているので、修復や代謝が早いです。
それは、体に何かを吸収する働きがあるためです。
肌には、感覚を察知する期間でもありますが、基本的には、肌から体の中への侵入はありません。
ですので、問題が起きても、修復の速度には差があります。
逆に言えば、潤っている方が、傷の治りは早くなるのです。
それを応用したのが湿潤療法です。
湿潤療法で皮膚の再生を促す
・清潔にする
・ワセリンなど保湿剤を塗布する
・サランラップなどで密封する
・包帯などで固定
この手順で湿潤療法ができます。
身近なもので、キズパワーパッドがあります。
もし、傷ができた時には試してみてくださいませ。
それでも、なかなか変わらない場合は、傷を作る刺激を除外する必要があるのです。
さて、いかがでしたでしょうか?
体の機能や構造が理解できれば、傷の修復も促すことができます。
大切なのは、なぜそれができたのかです。
次回以降に、その原因についてご説明させていただきます。
次回は部位別の改善方法のシリーズで「かゆみやひび割れが起きているとこと以外を見る」についてです。
お楽しみにしていてくださいませ