こんにちは。
アトピー改善ナビゲーター
英気治療院の阿部です。
この回では、アトピーを味方にするためにのシリーズで「アトピー思考」について7回に渡って私の考えをお伝えいしていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
アトピーを完治させることはできるのか?
「アトピーを完治させたい」
そのようにお悩みを話される方が多いです。
それでは、「完治」とはどのような状態のことを言うのでしょうか?
多くの場合は、ずっと症状が出ないことと定義されます。
果たして、それは可能なのでしょうか?
結論から言いますと、アトピーに完治や根治と言う概念はありません。
しかし、症状そのものが起こることは、予防することができます。
この考え方は、風邪に対する考えと同じです。
では、風邪との違いはなんでしょうか?
それは、予防の仕方がわかるかどうかです。
私は、アトピーを完治させたいと思う方へ2つの提案をさせていただいております。
1つはどのようにうまく付き合っていくのか。もう1つは、症状が出る前にどのようにして予防をするのかと言うことです。
アトピーは治すのではうまく付き合う
アトピーを完治させようとする方もおられますが、それは風邪を完治させることと同じです。
症状は必要があって出ています。
その出る意味は、体を直すために出ているのです。
病気は悪者と思われがちですが、病気になれるから、体の健康な状態に戻すことができるのです。
ですので、「なぜそれが出たのかの理由」を突き止めなければなりません。そうでないと、症状を繰り返してしまいます。
症状を予防するためには、些細な変化に気づける
体の変化に気づけることで、改善のヒントが得られます。
辛い症状で気がつくから、体を治すのにも時間や負担がかかります。
痛みやかゆみなどの症状は大きい変化です。その大きい変化で体が知らせる前に、小さな変化として体はサインを出しています。
その小さな変化の時に気がつければ、症状が起きる前に対処できます。
そうすることで、症状にも依存しなくなります。
では、どんな風に意識きすれば、そのような些細な変化や小さな症状に気がつくことができるのでしょうか。それは、見えないことに対する意識があるかどうかです。
気づける人は、気遣いができる
このような些細なことに気がつける人は、自分以外のことにも気を使える人です。
体の中は見ることができません。なので、皮膚の変化としてわかりやすい形でないと気づけない人がいます。その方は、体の中の変化に意識が向いていないのです。目に見えないことには、意識が向きにい方です。
同じように、目に見えない感情や違和感を感じ取れる人は、自分自身の体の中の変化にみ気付きやすいです。
自分が良くなっていく過程で、自分の周りの環境も自然と良くなっていきます。ぜひとも、体の些細な変化へ目を向けてて見てくださいませ。
この記事のまとめ
アトピーはアレルギー性皮膚炎です。
アレルゲンの摂取や接触がなければ、ある程度体はよくなります。
体は不快なものに対して反応します。その違和感を感じ取ることができれば、未然に防ぐこともできます。
体の些細な変化に気づけるようになれば、症状を必要としなくなります。普段の意識をどこまで自分に向けることができるかで変わっていくのです。
さて、いかがでしたでしょうか?
自分の状態は周囲へ反映されます。自分が変わることで周りが変わります。原因や始まりは全て自分の中にあるのです。
次回は、アトピー思考で「アトピーは風邪と同じ」です。
お楽しみにしていてくださいませ。