アトピーに必要な栄養素とは?

こんにちは

英気治療院の阿部です

 

6月半ばに入ると湿気で汗やかゆみでお悩みの方が増えてまいります。

 

「アトピーは半身浴をすると汗をかけて良い」

 

 

しかし、その反対に汗をかくと痒くなるなどのお声もよく聞きます。

その違いはなんでしょうか?

 

 

実は、栄養不足で肌がもろくなっていることでもかゆみが起こるのです。

では、どんな栄養素が必要なのでしょうか?

 

今回は、そんな肌の修復に必要な栄養素についてお伝えさせていただきます。

 

今回はこちらの書籍からご紹介させていただきます。

『分子栄養学による治療、症例』著者 藤川徳美

 

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肌を作るのはタンパク質

 

私たちの体はタンパク質や脂質などで作られています。

皮膚や筋肉、能などの構造物は3大栄養素であるタンパク質が元でできています。そんなタンパク質が不足することで体の構造が崩れてしまいます。

 

家屋を建てる時にも、質の良い材料であれば丈夫で長持ちする建物が作られます。丈夫で長持ちする建物は住み心地もよく快適です。私たちの体も、内臓や筋肉を構成する材料が十分にあることで機能します。

 

ではどの程度必要なのでしょうか?

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タンパク質の目安は拳1つ分です。

 

タンパク質はどの食材にどれくらい含まれているでしょうか。

それを見るにはプロテインスコアというのを見ることで把握することができます。

 

アミノ酸スコアとプロテインスコアの違いはこちらをご参照くださいませ

 

各食材についてふk希ているタンパク質の違いがあります。

また、栄養素を摂取する私たちの状態に応じても必要量が変わります。

 

 

具体的には下記の表を参照されてくださいませ

 

対象 状態 必要量
成人男性・閉経後の女性 最低1gを下回らないようにする 最低料が1g
12〜50才女性 毎月、鉄とタンパク質を失う

男性の1.2倍。

主人よりも沢山肉を食べなさい

第二次性徴期(中高校生) ホルモン合成などのタンパク質需要が増大

男性:1.3gが最低量

女性:1.5〜1.8gが最低量

慢性疾患(膠原病、がん、その他) 組織修復のため健常人より多く必要 1.5〜1.8g
外相、火傷、、手術 組織修復のため健常人より多く必要 1.5〜1.8g
体重50kgの成人男性であれば、1g✖️1〜1.5=50〜75gが必要量。 

 

『分子栄養学による治療、症例』著者 藤川徳美p22-23より抜粋、一部改変

 

 

 

タンパク質の合成にはミネラルとビタミンが必要

 

体を作るのにタンパク質が必要ということはご理解いただけたかと思います。では、タンパク質だけを摂っていれば良いでしょうか?

食べたものを体の材料に変換するためにはビタミンミネラルの力が必要です。

 

建物の材料である木材を集めだだけでは、建物を立てることはできません。加工したり組み立てる作業が必要になります。そこで使用する道具がビタミンやミネラルです。特に肌に必要になるのは、ビタミンB群やビタミンC、亜鉛、鉄など体の代謝に必要な栄養素です。

 

体の代謝を促す栄養素が十分にあることで作業がスムーズに行われるのです。

 

 

体が回復するには、消費量よりも多く取ること

 

ここまでに話で必要な栄養素がご理解いただけたかと思います。

栄養素はバランスよく摂るのは、栄養素1つだけでは体を作ることができないからです。

 

必要な影響そを必要なだけ摂取することで体を修復することができます。

 

アトピー肌は栄養素を消耗しています。

ですので、摂取の推奨量では少ないのです。

 

各栄養素が不足すると起こる症状が改善されるくらい摂って初めて必要なだけ摂取できたと判断できます。

各栄養素については、別の回で解説させていただきます。

 

 

さて、いかがでしたでしょうか?

 

体をよくするには、このような知識が必要になります。

自分に摂って必要な栄養素は何か?そしてどのくらい必要なのか?

これらを理解することができれば、体は健康に向かって変化して行きます。

 

今後もこのように活かせる知識をお伝えさせていうただきます。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

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