栄養素には構造的に特徴があります。
その特徴が私たちの体へ作用します。
しかし、その特徴を食事で利用しているケースもあるのです。
レシチンの特徴。
私たちのからだは、「水に溶ける性質のもの」と「油に溶ける性質のもの」とから成り立っていて、その仲立ちをするのが「レシチン」です。
つまり、レシチンには「油にも水にもなじめる」性質があります。
マヨネーズをつくる時に卵黄をいれることで酢と油がよく混ざるのは、卵黄に含まれるレシチンの働きなのです。
この乳化作用によって、血液中のコレステロールを溶かしてコレステロールが血管壁に沈着するのを防ぎ、脂質代謝を活発にします。
中性脂肪が分解されるので、動脈硬化や高血圧の予防効果が期待できますし、脂質代謝を促すということは、当然、肥満解消にもつながります。
始めにも述べたように、レシチンが最も多く含まれるのは卵黄なのですが、コレステロールを乳化できるのは、植物由来のものだけと言われています。
卵やレバーは動物由来のレシチンであることから、コレステロール値の改善効果を期待するのであれば大豆レシチンの方が勝れていることになります。
いかがでしたでしょうか?
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