「かゆみの違いをしる 」
皮膚は汗や皮脂を含めて様々な構造物が集まり
その機能を果たしています
体の7割もある水分を保持するとともに
外界からの刺激に対して体を守る
内外それぞれに対して
考えられた構造をしています
私たちは都合の良いように
体へいろんなことをします
安易に臭いがするから制汗スプレーとか
べとべとが嫌だから洗顔を頻繁にすることが
返って皮膚を壊しているのです
残念ながらこの変化に気が付いている人は少なく
ケアをするほど肌はボロボロになっていきます
不快感などの感覚によるスキンケアは
返って肌の環境を壊していきます
例えば洗顔のし過ぎによる皮脂の除去
それは適量必要なのにもかかわらず
根こそぎとってしまうから
返って皮脂が多く出るどころか
繰り返すことで出にくくもなります
例えば制汗スプレーの使用
汗は出す必要があるのに
不用意に止めてしまうことで
別の形で出そうとします
目の前の不都合を抑制するのではなく
皮膚がなぜこのような環境を求めているのかを
考える必要があります
ただ何となくのスキンケアをして
その意味づけを知らないでいる人が多すぎます
日常で繰り返しすることこそ
その影響は大きくなります
基本的に悩みの解決として
スキンケアを始めます
例えば肌の乾燥
乾燥肌はなぜなるのでしょうか?
乾燥しているから保湿をする
そんな短絡的に考えていませんか?
なぜ乾燥しているのか
その原因や経過を知らないと
手にした保湿剤や化粧品を
一生離せなくなります
その乾燥肌
もしかしたら自分で作っているかもしれません
毎日の日常生活の
いつも行っていることに
その原因が隠れていることが多いです
その1つに洗いすぎがあります
体を洗う時には一度皮膚のバリアを壊すという
過程を踏んでいます
風呂上りにかゆみや乾燥を感じる方は
皮膚のバリア機能を壊しすぎている可能性があります
皮膚は皮脂などを含めて
機能しています
かゆみには質の違いがあります
それは感じ方の違いです
ムズムズする様な感じ
ヒリヒリする感じなど
違いがあります
痒いからと言って、過度な清潔志向にはしると
乾燥肌を作り別のかゆみの原因を作ることになります
痒いと思ったらその違いや
なぜ起こったのかを考えましょう
そうすることで本当にすべきことが見えてきます