体にいいと聞いて
何でもかんでも摂っていればいいというわけではありません。
体が必要とする以上に過剰に摂りすぎると
かえって体の健康を崩すこともあります。
ビタミンAも摂りすぎによる弊害があります。
ビタミンAの過剰摂取と欠乏症
ビタミンAは脂溶性のビタミンです。
動物性のレチノールと
植物性のβカロチンがあります。
βカロチンは必要に応じて
ビタミンAに分解されて
使用されます。
ビタミンAを過剰にとってしまうと
体に中で蓄積してしまい
不具合を引き起こします。
その一つに「中毒症状」があります。
ビタミンA過剰症には、急性と慢性の症状があります。
急性の中毒症状は
腹痛、悪心、嘔吐、めまい、過敏症などが出現した後
全身の皮膚落屑がみられます。
一方、慢性の中毒症状では、
全身の関節や骨の痛み、皮膚乾燥、脱毛、食欲不振
体重減少、肝脾腫、脳圧亢進による頭痛及びうっ血乳頭などを示します。
また欠乏症の場合は
代表的なもので「夜盲症」というのがあります。
暗いところへ行くと
暗順応といういわゆる慣れが
生じるにですが
これには目の網膜が関係します。
その網膜の神経伝達物質である
ロドプソンの材料となっているのが
ビタミンAです。
この物質が不足すると
光に対する反応が鈍くなり
長期にわたり摂取できないと
「夜盲症」になります。
また、そこまでいかなくても
ドライアイや視力の減退に
つながっていくのです。
これらは粘膜の精製で
角膜の保護や涙量を増やし目の保湿を
賄っているという生理的な働きが
背景にあることから読み取れます。
いいものも摂りすぎては
毒になってしまいますので
要注意です。
いかがでしたでしょうか?
知識はためるだけでなく、実践してこそ役にたちます。
その方法はメルマガでお伝えしております。
是非ご登録ください。