カルシウムパラドックスが引き起こす病気

vol.32

 

栄養素で必要なもの

カルシウムの過不足による影響

 

私たちの骨量は、20歳ぐらいに
ピーク・ボーン・マス(最大骨量)を迎えると言われています。

 

 

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30代では一定レベルを超えなくなり
そこから少しずつ減少します。

 

骨は成長過程で骨などの構造物を作るために使用されるほか
イオンとして体液中に存在し、生命維持に欠かせない役割を果たしています。

 

不足すると、骨や歯に貯蔵されたカルシウムから補給されるため
骨内のカルシウム量は減少してしまいます。

 

また、女性ホルモンとも関係があり
閉経後は骨からカルシウムを溶けることを妨げていたホルモンが減少しますので
骨からの流出が進みます。

 

特に、閉経後の女性はホルモンの分泌による補助がなくなることからも
骨粗鬆症は女性に多いと言われています。

 

本当はカルシウム不足であるにも関わらず
細胞内にカルシウムが多量に沈着(石灰化)して
過剰にあるかのように矛盾した現象

「カルシウム・パラドックス」と呼びます。

 

これは、様々な生活習慣病や老化の元凶となっています。

 

血中にカルシウムが増える
血管が縮んで高血圧動脈硬化になりますし
脳細胞で増加すると、アルツハイマー認知症につながります。

 

認知量とカルシウムの意外な関係があります
大人でもカルシウムの必要性があり
足りなくなることで、病気を引き起こす原因にもなります。

 

 

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必要な栄養素を意識してとる習慣が必要です。
吸収率は年齢によっても違い、幼児で75%、成人で30~40%
老齢になると吸収率は極度に下がります。

 

とくに女性は閉経後にホルモンによる補助がなくなるため
余計に骨粗しょう症になりやすいのです。

 

 

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