栄養素で必要なもの。マグネシウムの重要性
マグネシウムといえば昔は理科の実験で
火をつけてその変化を見た記憶があります。
しかし、そんなマグネシウムも食べ物の中に含まれています。
アーモンドやピーナッツ、大豆類のほか
ほうれん草などの野菜、小エビなどの魚介類などです。
300以上の酵素の補酵素として、その活性化に関与しているため
非常に重要なミネラルです。
成人の場合、マグネシウムは体内に25g含まれていると言われ
その内70%は骨や歯に存在して骨の弾力性を維持する働きがあります。
不足すると骨から溶出して使われますが
働きかけるホルモンがカルシウムと同じため
同時にカルシウムまで骨から流出されて骨量の減少につながります。
栄養素は摂取するときだけでなく
体の中で働くときも単独ではなく
複合的に作用しあっています。
マグネシウムとカルシウムは
互いに作用し合って働いています。
ですから、カルシウムの過剰摂取が
マグネシウム不足へとつながりますので
バランスよく摂取することが大切になってきます。
両ミネラルの理想的な摂取比率は
Ca:Mg=2:1~3:1です。
マグネシウムは、腸で水分を集め便通をよくする働きがあるほか
メタボリックシンドロームの一連の症状である
内臓脂肪・血糖値・コレステロール・中性脂肪・高血圧の
リスクを下げることが報告されています。
過労や睡眠不足などのストレスをはじめ
アルコール摂取や激しい運動は
尿や汗となって体外へマグネシウムを排泄させます。
日常の食生活から自然に摂取するのは難しいので
積極的に補給に努めましょう。
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