掻き癖の原因は脳の働きにある

vol.47

 

間違った対処が掻き癖を引き起こす

 

体には様々な感覚があります。

 

 

代表的なのが5覚と呼ばれる

味覚、嗅覚、触覚、視覚、聴覚

 

その他にも

痛覚、位置覚など複合した感覚もあります。

 

 

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体の部位によって それらの感覚は優位度が変わります。

 

 

皮膚には温痛覚、触圧覚などのセンサーがいくつもあります。

 

 

これらの感覚は受容器というものを通じて

神経にその刺激が伝わり感じています。

 

 

肌には様々な感覚受容器があるのは

体の外の変化を読み取るためです。

 

 

しかし、この読み取る受容器や肌の状態が良くないと

返って過敏に感応することもあります。

 

 

乾燥肌がこの典型です。

 

 

体にはいくつかの法則があります。

 

 

生命を維持することを最優先に機能する

 

環境に適応するように変化する

 

などです。

 

 

しかし、急速な変化に対しては

適応ではなく対処することで

一時しのぎをすることもあります。

 

 

例えば乾燥することで掻きむしる行為をする

掻き毟ることで炎症が起き、肌は赤くなります。

 

 

この時に皮下では炎症のため体の水分が集まります。

 

 

一過性に水分が集まるので、

乾燥に取る部分のかゆみは 一次的にはおさまります。

 

 

しかし、周囲は炎症によって別のかゆみが起きます。

 

 

この悪循環を「イッチ・スクラッチ・サイクル」と呼びます。

 

 

現象として起きているが

それが実際にはどのようなメカニズムになっているかは

掻いている本人は知る由もありません

 

 

ただ痒いから掻く

かゆみが治まればよし。

 

 

対処法に頼っては 体はその行為に依存します。

 

 

そして掻き毟るという刺激に対して

今度は適応しようとするのです。

 

 

その結果、肌のごわつきが起きます。

 

 

悪い意味での適応した結果

慢性化して肌を作っているのです。

 

 

この改善には 感覚を取り戻すことです。

 

 

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まずは気付き、知ることで その悪循環から抜け出せます。

 

 

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