アトピー肌は「パーツごと」に状態を見極めたケアを

2016/03/13

自分の身体にあったケアをしよう！

夏は汗で、冬は乾燥で「アトピー体質」の方は皮膚に対するお手入れが大忙しです。
しかし、一重に「アトピー肌」といっても、体のパーツごとやその人の体質によって状態が違ってきます。
そのため、その状況にあったケアが必要になってきます。

今回は、中々目立ちがちな顔と忘れがちな頭皮、またじゅくじゅくになってしまった肌に対してのケア方法を紹介していきたいと思います。

例えば、女性の場合、温かい場所や夏の日差しで化粧崩れが気になってくるところ。
しかし、そのために汗や水に強いウォータープルーフ機能の高い化粧品を使うのは、肌に対して強すぎてしまいアトピー肌を痛めつける原因になりがち。
乾燥などの肌トラブルの原因になるので避けたいところです。

さらに、顔は体の中でも一番と言っていいほど、日中外気や紫外線に影響を受けるパーツ。
特に紫外線は一年中、肌に刺激を与えていることは、様々なメディアなどでも注目されています。

そのため、日焼け止めなどを愛用している方もいるのではないでしょうか。

もしも、どうしても外せず強い化粧品や日焼け止めを使用した場合は、クレンジングと洗顔でしっかりと汚れと一緒に落としましょう。

また、夏の時期、火照った顔には、クレンジングや洗顔などですっきりと汚れを落とした顔に
ひんやりとしたフェイシャルマスクなどで水分と熱のリセットをすることがお勧め。

冬の時期には、温かいホットマスクやホットタオルで冷え切った顔を温めてあげましょう。

一日のリセットにもなり、肌の乾燥を防ぐため保湿されたきれいな肌の状態を保ちます。

痒みが出るまで自覚しにくいパーツの頭皮。

しかし、頭皮はとても汗をかきやすく、汗と皮脂汚れが溜まりやすく、落としにくいパーツでもあります。

さらに、頭皮や髪は埃や汚れを集めやすいので、頭皮は何時でも色々な刺激に晒されていると言えます。
また、特に紫外線によるダメージも受けやすいパーツです。

そこで、毎日頭皮をシャンプーなどをしてしっかりと汚れを落とし、清潔を保つことは最重要です。

プラスケアとして入浴時や就寝前に頭皮専用ローションを使ったケアを行うことにより、頭皮を休ませてあげる・乾燥を防ぐなどのケアができます。

特に、頭皮の保水・保湿効果、雑菌の繁殖を抑えるなどの成分が入っているものは、頭皮と毛髪の両方のケアにとてもよいでしょう。

ぜひお試しください。

アトピー性皮膚炎の中でも、掻いてしまったりして、じゅくじゅくしている肌には、ローションなど水分の多いアイテムは逆効果になってしまうので、禁物です。
そのような肌にはオイル系アイテムを薄く膜を張るように塗ることをオススメします。決して塗り過ぎてべとべとにさせないようにしましょう。

また、ただじゅくじゅくしているのではなく、浸出液が出ている状態ですと、びひや他の感染症を引き起こしやすい状態なので注意が必要です。
少しでも改善が見られない場合は皮膚科に相談しにいきましょう。

さらに、かき壊しがひどい部分は、病院で貰った薬や市販薬の塗り薬を塗った上から滅菌ガーゼや包帯で保護することで、より掻いてしまったり外気からの刺激から守れます。
また、乾燥を防ぐこともできるので、小さいお子様だけでなく、大人の方もやってみましょう。

アトピー性皮膚炎の方は、肌の状態によってアイテムを使い分けるのは至極当たり前のように思えます。
ですが、きめ細やかに状態を見極めてケアしていくことはとても重要です。
酷い時は早めに皮膚科に来院しましょう。

いかがでしょうか。アトピー性皮膚炎の方は、普通の方よりもきめ細やかなケアが必要なときが多くあります。
その時にあったケアを見極めてケアをしていきましょう！

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